●【新型コロナ対策】実業団選手権大会(4人チーム戦)は予定通り開催


2021年9月12日

会員の皆様へ

全国実業団ボウリング連盟
理事長 青柳 豊

●実業団選手権大会(4人チーム戦)は、会場・運営側、参加選手各位のご協力により、万全の感染対策を講じた上で開催致します

1.現在の感染状況認識

ご存じの通り、21都道府県に対して9月12日まで発出されていた緊急事態宣言は、医療ひっ迫の緩和と速やかな社会経済活動再開・活性化を目指して、9月9日付で東京・大阪・愛知など19都道府県について9月30日まで延長されました。

一方、ようやく実効再生産数が1を割り込み0.8台またはそれ以下で推移する地域が多くなり(※1)、新規感染者数ピークアウト~第5波収束~ウイズコロナの生活への明かりが見えてきた感もあります。

※1)『新型コロナウイルス感染症の直近の感染状況等(2021年9月8日現在)』
    (国立感染症研究所) 
     https://www.niid.go.jp/niid/ja/2019-ncov/10634-covid19-ab51th.html 参照

とは言え、依然として新規感染者数の絶対値は高く、重症者数もコロナ第4波時と比べるとずっと多いのが実情であり(※2)、明るい兆しを現実のものにするためには、継続的感染対策が必要であると考えております。

(※2) https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/entire/ 参照

2.ABBFのこれまでの対応

私たちABBFは、昨年来、原則として政府や自治体の感染対策方針を遵守してまいりました。その為もあり、全国の会員を対象にした行事計画(連盟主催大会)は、そのほとんどが止むを得ず中止に追い込まれて来ました。

それは、以下の事項を最優先し、行事に起因するクラスター等の発生リスクを回避するためでした。

  •  会員の健康が損なわれたり、命が危険にさらされたりしないこと
  •  会員から大切な家族、地域社会への感染拡大を防止すること
  •  ABBFのバックボーンである登録法人の企業活動に支障をきたすような事態を招かないこと

中止した行事の中には、開催に向けて共に感染対策にご尽力頂いていた会場提供会社(センター)様が、感染状況が悪化する中、感染拡大防止に対する社会的責任により、勇気ある中止決断を下されたケースもありました。

会員の皆様には、全国大会が2年間も開催されない前代未聞の事態を辛抱強く耐え忍んで頂き、ABBFの活動に深いご理解とご協力を賜りました。改めまして心から敬意を表します。

2年近くになろうとしているコロナ禍を経て、行政や尊敬されるべき専門家各位、医療現場の皆様の努力もあり、ワクチン接種が進み、治療法も徐々に開発されて、私たちは次第にコロナウイルスとの付き合い方、ウイズコロナの生活のあり方を学んで来ました。ABBFとしても、常に行事計画(連盟主催大会)を実施するための方法と機会を模索して来たところであります。

3.実業団選手権大会の開催判断

第48回全国実業団選手権大会(2021年10月16~17日、稲沢グランドボウル)については、

  • この度の緊急事態宣言延長が、9月末までの収束を強く期したものであること
  • 既に、募集人員半減、大会フォーマット変更など、「(参加選手の)3密回避策」を講じていること
  • さらに、稲沢グランドボウル様との綿密な協議により、試合当日は、検温、手指消毒、マスク着用投球等の厳重な感染対策を徹底すること

から、予定通り開催することと致しました。

4.参加会員の皆様にお願い

ここで、大会に参加される会員各位にお願いです。

感染対策がしっかりと機能するかどうかは、ひとえに各個人が「感染しない。感染させない。」にいかに注力するかにかかっています。

ABBFの会員の皆様には、責任ある社会の一員として、大会会場だけでなく、移動行程中、宿泊先、飲食時等でも、くれぐれも油断することなく、感染対策行動を取って頂きますよう、切にお願いいたします。

以上

印刷用(PDF)⇒ 実業団選手権大会開催について(2021年9月12日)